手紙を書く

孫と文通

5歳の孫は愛知県に住んでいて、日ごろはlineのビデオ通話で顔を見ている。娘によると、1年ぐらい前からひらがなに興味を持ち始めて、もう全部読めるようになったらしい。ただ、あまり書くことはしないんだよねと言うので、私(おばあちゃん)が手紙を書いたらどうだろう?と提案し、文通を企画することになった。

まず、孫が大好きなプリキュアのレターセットをAmazonで購入。便箋に大きくひらがなでメッセージを書く。メッセージは質問形式で、1つ。答えを教えてねと書いて、返信用の便せんも同封する。返信用封筒の差出人を書く所に鉛筆で〇を書き、孫にひらがなで自分の名前を書いてもらうようにした。

フルタイムで働きながら、3歳と5歳の子どもたちを育てる娘は、毎日が分刻みのスケジュールだという。切手を買ったり、封筒に貼ったりするのは手間だから、返信用封筒には切手をクリップで留めて(切手を貼る体験ができるように)自分の住所、氏名もすべて記入する。

娘と相談し、まず第1回目の手紙が届く前に、ビデオ通話で実物を見せて、送るよ~と知らせたらどうかということになり、実行した。もちろん孫はまだ、手紙というものがどういうものか、郵便と言う仕組みとは何か、ポストとは何か、知らない。うまくいくかな?と思ったが、投函してから10日後ぐらいに孫からの返事が届いた。質問の答え以外にも、何やらたくさんの文字が書いてあり、カタカナも混じっていて、何らかの擬音語を表現しているようだった。

とりあえずとても喜んで意欲的に返事を書いてくれているようなのと、届いたプリキュアの便箋と封筒を大切にしまっていると聞いて嬉しかった。

先日、娘とline通話で話している時、こんなことを言ってた。手紙を読んで理解することはできるけれど、その内容が質問になっているのに、返事を書くという行動につながらないという。返事を書くのが嫌だとか面倒だとかいうのではなくて、返事を書くことに気づかないということらしい。たとえば、誕生日プレゼントに何が欲しいか、おばあちゃんに教えてと電話で直接言えば、多分すぐ答えられると思う。そのメッセージを手紙でもらって、その答えを文字で書くというのは、結構難しいみたいだと娘は言っていた。

おそらく手紙のやりとりという経験を今後重ねていくと、わかるようになるのだろう。それにしても、お金もかかるし、時間もかかるし、手紙でやりとりすることは今後どうなっていくのだろう。しかし、今回の文通作戦を通して、手紙を久し振りに書いたのだが、その良さも改めて実感した。そんなこともありクラスの学生とのやりとりに、ジャーナルアプローチ風のノートを取り入れることにした。

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